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あのJAL日本航空が破綻した。
本日2010年1月12日。日本航空は、事実上破綻することになった。いったん破綻させた上で、京セラの創業者稲盛翁を中心に据えて再建することになるという。しかしながら、なんと言ってもJALは、日本の翼そのものだった。そんな日本を代表する企業が事実上倒産したことの意味は、けっして小さくない。
JALといえば、日本人にとって、憧れの企業だ。それがなぜ倒産したかといえば、放漫経営のせいばかりとは言えまい。かなりの割合で、採算に合わないことを政府や旧運輸省から強いられてきたこともあったはずだ。地方空港を大量に造って、各地の政治家達が、オラの町にも空港造ってくれとせがんだことも大きな原因のひとつに違いない。もちろん、この企業を経営したきた経営者たちの資質も責任はもちろんある。
鳩山首相は、今日の会見で、「株主も責任はある」と言ったそうだが、政治家や旧運輸省の航空行政について反省の弁を忘れているのではないか。
今にして思えば、私は、あの御巣鷹山の事故が、JALの今日を導いてきたような気がしてならない。今度のJALには、アメリカの航空会社が、支援の手を差し伸べているという。あらゆることが起こりえる時代に入った。今回のJALの破綻は、そんな弱肉強食の時代を象徴する事件であることは間違いない。実に悲しい事件だ。
以下、5首の歌を詠んだ。
JALの株売り気配とか聞くにつけ誰にぶつけんこの怒りかな
歴史とは残酷なりや羨望のJALブランドは地に落ちにけり
JAL破綻原因問えばひとつには地方空港造りすぎあり
あな悲し柱に懸かるJAL暦「破綻」知らずに美女の微笑み
ふと思う御巣鷹事故の惨劇がJALの破綻の始めなりやと
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