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この数日間の民主党代表鳩山由紀夫氏の言動に対し苦言を呈したい。
まず第一に、NYタイムズに自らの英文論文を早々に発表したこと、第二に、社民党の強行な主張に押し切られる形で、三党合意をしたこと、第三、「2020年の排出量を25%削減」を表明したこと、などである。
まず第一の問題だが、論文は、舌足らずであり、米国との関係を見直すとの誤解を生む安易なものであったことだ。まずは、オバマ大統領との個人的な関係を築いてからでも、遅くはなかった。非常に短絡的、拙速、安易、さを感じる。
第二の問題は、何のために政権を作るのか、ということを考えると、少し左に偏り過ぎの党是をもつ社民を取り込むことは、政権の政策的混乱と停滞を生む種を自らで蒔いたようなものだ。
第三の問題は、鳩山氏の個人の持論の表明に過ぎない。このような時点で、詳細の説明もなく、党内の合意もないまま、いきなり自説を発表をすることは、やはり選挙結果で舞い上がっての、先走りと取られても、仕方ないであろう。
以上の三点を見るだけでも、鳩山政権の船出は、危ういとしか言いようがない。全体を評価するならば、新鮮味を上回る拙速的言動など、到底及第点を与えられるようなものではない。
この点では、有権者国民の選挙行動は、民主党代表鳩山氏の増長を生んだということで、やはり民主党を勝たせすぎたということになる。民主主義の本質は、やはりバランス感覚であり、有権者として私たち個々人が反省すべきことでもある。
ともかく、有権者のひとりとして、鳩山氏には、国際的にも国内的にも、誤解を産みやすい拙速の言動は慎むべきであることを、進言したい。
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