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演出で気になったのは、次郎が天皇陛下のクリスマスプレゼントを吉田茂の名代として最マッカーサーに届ける最後のシーン。
マッカーサーが、思慮を欠いた陰険な人物に描かれている点だ。
これは次郎と対立軸を作るという意図で、そうしているかもしれない。
天皇のクリスマスプレゼントを受け取る時、
「その辺においておけ」というマッカーサー元帥に対し、
「あまりに失礼ではありませんか。私たち戦争に負けたのであって、奴隷になったのではありません」と、次郎が切り返す。
マッカーサーの表情のアップで「苦虫をかみつぶしたような表情」をマッカーサーの役者にさせたのは、このドラマ全体の品を落としているように感じられた。
現実のマッカーサーは、本当に有能な軍人であり、政治家であり、アメリカ大統領に推されるほどの人物だ。そのような次郎の最大の好敵手としてマッカーサーを演出することによって、次郎の存在が一際輝くことになったと思われる。
実に残念な演出だった。
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