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白洲次郎物語 第2話を観る。二話は、次郎がアメリカとの戦争において、最後は首都東京が焼け野原になるのでは?という直観から、住居を相模と武蔵の国の間に位置する鶴川(現町田市)の農家の住居を購入して移転し、自らは農民となって、自給自足に専心するという姿が描かれている。
戦争反対を訴える吉田茂は、暴走する軍部をチャンスを見て失権させようと試みるが、憲兵に逮捕されてしまう。内閣に入った近衛も、軍部の力を削ぐことはできず、戦況は泥沼の様相を呈してくる。
ここで、「新聞は何故、本当のことを伝えないのか」というセリフがあった。これは軍事政権の大本営発表という虚偽の報道しか流されない状況を、情けなく思う次郎の嘆きだ。
考えてみれば、この状況は、今もそんなに大差はないようにも思われた。昨今の報道も、記者クラブでの筋書き通りの横並び報道では、真実は時に隠されてしまう公算が高い。
白洲次郎という人物が、このような極端な全体主義社会を生き延び、戦後の復興に果たした役割は、今後ますます評価されていくだろう。
つづく
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