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イチローの不調解消と「背筋の張り」

 投稿者:佐藤  投稿日:2009年 3月 9日(月)17時01分8秒
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  イチローがWBC韓国戦で復調したと話題集中だ。何度かイチロー論というものを書いてきたが、イチローの好不調を判断する見方として、「背筋の張り」というものがある。調子の上がっているときは、背筋がピンと張っているように見える。一方調子の悪い時には、やや背が丸くなっているように見える。

背筋が張っていることは、中心軸が決まっていることを意味すると思う。背筋が自然と丸くなっている時には、この軸がぶれていることに通じている可能性がある。

コマの回る原理を考えても、もしもコマの軸がどちらかに曲がっていたら、スムーズに回らなくなってしまう。同時にこれは私の仮説だが、軸が真っ直ぐな方が、ボールの軌道を上から見ることになり、ボールを上から叩く、つまりダウンスイング気味で走って、ボールとバットがイチローの思い描く理想の軌道で衝突するのではないかと思うのである。

逆に、背が丸くなっている時には、バットが下から出てしまい、イチローが感覚として持っている理想の軌道との間でズレが生じているのではないかと推測する。

もちろん、ほんのちょっとした感覚で、イチローにしか分からないような部分もあるかもしれない。今回の安打が15,16打席出ないことで、イチローは間接的に、王さんにアドバイスをもらったらしい。王さんは「時間の取り方が早いのでは」という風な言い方をしたそうだ。これは構えからバットの軌道までの「間の取れていない」ことを指摘したものだと思う。

「背筋の張り」と、王さんの言う一瞬の「間」が取れれば、イチローの打撃理論は、武蔵の「五輪書」のレベルにまで達するかもしれない。
 
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