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昨今の株式市場を見ていると、アフリカの草原の生き物たちのサバイバルを見ているような気分になる。
少しでも足を痛めたカモシカがいれば、ライオンからハイエナまで、捕食動物たちが群がって、このカモシカを己の胃袋に収めようと躍起になる。
足を挫いてしまったら、まず喰われると見なければいけない。現在の株式市場のカラクリはこうだ。
足を挫いた上場企業があったとする。この時、CDSというトラップをかける。CDSとは、「クレジット・デフォルト・スワップ」と呼ばれる金融派生商品のことだが、簡単に倒産保険と考えておこう。通常、保険というものは、本人が承諾して、保険であるが、第三者が、倒産リスクを計算して、この保険に値段を付ける。そして、これを「売り」、「買い」両方のポジションで、セットされる。
次ぎに狙われた獲物は、まず捕食動物によって、CDSを買われ、株式市場で、信用の空売りをかけかれる。すると、時間の経過と共に素人からすれば、ワケの分からない間に、株価が下落の一途を辿る。
そしてついにこの企業が倒産すると、金融という巨大な捕食動物は、CDSと信用の空売りで、莫大な利益を手にするというわけである。
このCDSの恐怖については、実は決定的な規制がかけられていない。ワケの分からない間に、株価が急落している銘柄があるとすれば、その時には、信用の残高の増減と共に、CDS市場でのその企業の評価を見ると良い。
まずはクワバラ、クワバラである。
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